2026年06月05日
ロボット支援下鼠径ヘルニア手術を開始しました
当院では、このたび鼠径ヘルニアに対する新たな治療選択肢として
「ロボット支援下鼠径ヘルニア修復術(R-TAPP)を開始しました。
鼠径ヘルニアは、足の付け根付近がふくらむ病気で、いわゆる「脱腸」
とも呼ばれます。自然に治癒することは少なく、症状がある場合や増大
傾向がある場合には手術による治療が推奨されます。
R-TAPPは、腹腔鏡手術の技術をもとに、手術支援ロボットを用いて
行う低侵襲手術です。高精細な3D画像と多関節機能を有するロボット
鉗子を用いることで、繊細な剥離や縫合操作をより正確に行うことが
可能となります。
従来の腹腔鏡手術と同様に、小さな傷で行うことができ、術後の痛みの
軽減や早期回復が期待されます。一方で、すべての患者さんに適応とな
るわけではないため、年齢、全身状態、ヘルニアの状態、過去の手術歴
などを総合的に判断し、最適な治療法をご提案します。
また、本手術には一般的な全身麻酔のリスクのほか、術後の出血、感染
周囲の臓器損傷などの合併症が生じる可能性が一定確率で存在します。
当院では、安全性に十分配慮し、適切な準備と体制のもとでロボット
支援下手術を導入しています。鼠径部のふくらみや違和感でお困りの方
は、外科外来までお気軽にご相談ください。
【お問合せ】
西濃厚生病院 外科外来
TEL:0585-36-1100(代表)
受付時間 平日 午前8:30~11:30
※診察や予約制となっております。受診をご希望の方は事前にお問合せください