高度な技術を基に質の高い画像を
提供し、
患者さんに最適な
診断・治療をサポートします

一般撮影、CT、MRI、PET/CT、核医学検査に加え、血管造影検査や超音波検査、マンモグラフィなど幅広い検査に対応しています。最新鋭の医療機器を駆使して迅速で正確な診断をサポートし、放射線科医と診療放射線科技師が連携して質の高い画像情報の提供、専門スタッフによる高精度な放射線治療を行っています。病気の早期発見と適切な治療に貢献するとともに、安全で安心な環境づくりに取り組んでいます。

特色・取り組み

1.安心して検査を受けていただくために

患者さんとのコミュニケーションを大切にし、不安や疑問に丁寧に対応することで安心・安全に検査を受けていただける環境づくりに努めています。

2.信頼される技術者を目指して

放射線の専門職として、責任と自覚を持ち、日々進歩する医療に対応できるよう、最新の知識や技術の習得に積極的に取り組んでいます。

3.放射線の安全管理と被ばく低減

放射線を取り扱う専門職として高い安全意識を持ち、正確な線量管理と被ばく低減に努めながら、安心して受けられる検査を提供しています。

業務内容

●一般X線撮影

一般撮影は、人体にX線（放射線）を照射し、透過したX線の強弱をフラットパネルディテクタ（FPD）という平面検出器で読み取り、画像化し診断する検査です。 全身の撮影に用いられますが、その中でも特に頻度が高いのは、整形領域の骨折、胸・腹部の状態などの画像診断に幅広く活用されています。

●骨密度検査

骨粗しょう症の有無を評価するために行う検査です。当院では、正確に測定することが出来るDEXA（デキサ）法にて、強さの違う2種類のX線を骨に照射し、X線の吸収率の差で骨密度の測定をしています。検査部位は主に腰椎や大腿骨などを対象に検査を行っています。

●マンモグラフィー

乳房専用の撮影装置で、乳房を圧迫して撮影を行い、乳がんの早期発見に役立ちます。当院では通常の撮影に加え、3次元的に断層像を得て、より詳細に乳腺の状態を把握できるトモシンセスによる撮影も行っています。

●X線TV

リアルタイムで体内の動きを観察しながら検査や処置を行います。胃のバリウム検査や内視鏡と併用しての胆管内の結石の除去などの処置などに用いられます。

●血管造影検査

血管造影検査は、カテーテルという細い管を血管内に挿入し、造影剤を注入して血管の状態をX線で詳しく調べる検査です。心臓、脳、腹部、四肢などさまざまな部位の血管の異常を確認することができます。診断だけでなく、狭くなった血管をバルーンで拡張する血管内治療などにも用いられます。

●超音波検査

高周波の音波を使用して体内の臓器や血管の状態をリアルタイムに観察することができます。音波を使用していますので放射線による被ばくはありません。

●CT検査

マルチスライスCT（80列/320列）2台を導入しています。広範囲を一度に撮影することができ短時間で高精細な画像を取得できます。また、患者さんの撮影時の息止めや体位保持など負担を少なく多断面の画像や3D画像を作成可能です。被ばくについても最小限に抑えて撮影しています。

●MRI検査

MRI装置（1.5T/3.0T）２台を導入しています。強力な磁力と電磁波（ラジオ波）を使って体内の水素原子を共鳴させて画像を得る検査です。脳や血管、腫瘍、椎間板などの状態を画像化して診断しています。

●RI検査（核医学検査）

微量の放射性医薬品（ラジオアイソトープ：RI）を投与して、RIから放出される放射線を専用のカメラで検出し、画像化する検査です。臓器の形態や機能の異常を調べることができます。

●PET/CT検査

PET/CT検査は、微量の放射性薬剤（FDG）を体内に注射し、がん細胞などの活動の様子を画像で確認する検査です。PETで機能を、CTで形を同時に捉えることで、がんの早期発見・再発の確認・治療効果の判定に役立ちます。全身を一度に詳しく調べることができます。

●放射線治療

がんの病巣に集中して放射線を照射し、正常な組織への影響をできるだけ少なくして治療を行います。患者さんに合わせた最適な治療計画を立て、安全・安心な放射線治療をしています。

スタッフの声