お知らせ

2024年10月07日

DMAT隊員活動報告

特殊災害対応訓練に参加しました

令和6年9月11日、大垣消防組合が主催する特殊災害対応訓練当院DMAT隊員と災害委員6名で参加しました。

劇場ホール催し中に化学剤等が撒かれ、多数傷病者が発生した想定で訓練を行いました。今回は西濃地域で発生した局地災害想定であることから、大垣市民病院、大垣徳洲会病院と共に活動を行う事となり、我々西濃厚生病院は救出された傷病者の応急処置を行い救急搬送できる状態へ傷病者の安定化を図る赤エリア(重症傷病者エリア)での活動となりました。

当日は9月にもかかわらず35℃を超える暑さの中での活動となり、訓練参加者に体調不良者が発生する事態となりました。このような過酷な訓練への参加は初めてでしたが、それぞれが自身の立場で問題なく対応できていたと思います。しかしながら実際の処置を行いながらの活動や、資機材を多く使用する状況下での活動、搬入出までの時間的変化、傷病者や医療スタッフ数の変化への対応等、まだまだ課題があることを感じました。

今回のように炎天下の状況、大雨や広範囲に渡る災害、傷病者数が100人規模のものなど災害は想定しきれない形で起こる可能性があります。西濃地域で如何なる災害が発生しようとも全ての傷病者に対応できるよう、平時より消防や病院間で密にコミュニケーションを取り合える関係を築きながら、今後の訓練には積極的に参加し有事に備えて行きたいと考えます。


 

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