内科の最も多い症例は、誤嚥性肺炎であり、次いで心不全、尿路感染症となっています。肺炎は、誤嚥のリスクが高くなる高齢者の入院が多くなっております。診療機能の拡充により、患者数が多くなっており、また若年層に多い疾患である急性腸炎等の疾患も５番目となっております。全国の平均在院日数と比較すると、当院は長くなっておりますが、高齢者の割合が多いことが要因となっています。退院に向けて、ソーシャルワーカーが介入し退院支援を行い、早期退院に努めています。

外科の最も多い症例は、鼠経ヘルニアであり、次いで乳房の悪性腫瘍、胆嚢炎、結腸・直腸の悪性腫瘍となっています。新病院より、外科の手術件数が増加しており、大腸がんの症例数が多くなっています。また、がんについては専門知識を有した認定看護師も関わりサポートしていきます。

泌尿器科では、膀胱がんと尿路結石が最も多い症例数となっています。西濃厚生病院より、腎がんと前立腺癌に対するダヴィンチ手術を実施しています。また、男性の不妊治療等、幅広い疾患に対応しています。

整形外科では、大腿骨骨折が最も多い症例となっており、次いで腰椎圧迫骨折を含む脊椎疾患、前腕骨折、骨盤損傷、鎖骨骨折となっています。令和５年１０月より、整形外科医が3名常勤となったことで、入院治療が可能となりました。
※患者数が10未満の場合は、―（ハイフン）で掲載しております。

耳鼻咽喉科では、めまい・扁桃周囲膿瘍の疾患を主に治療しています。西濃厚生病院より、手術治療も積極的に行っています。
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小児科では、ウイルス性腸炎が最も多い症例となっています。また、低身長の検査入院等も行っています。
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内科では、ポリペグ・ERCP関連手術・胃瘻造設術が多くなっています。当院では、栄養管理に係る専門知識を有した複数の職種からなる栄養サポートチーム(NST)を中心に嚥下機能評価を実施し、その評価を元に胃瘻造設術を行っています。また、消化器内科医の増員により、消化器疾患の内視鏡的治療にも力を注いでいます。

外科では、腹腔鏡下胆嚢摘出術が最も多い手術となっており、次いで腹腔鏡下鼠経ヘルニア手術、乳腺悪性腫瘍手術、鼠経ヘルニア手術、腹腔鏡下結腸悪性腫瘍手術となっています。最近では、侵襲性の少ないダヴィンチを使用した手術も実施しており、胃癌、直腸癌等の手術にも力を入れています。

泌尿器科では、膀胱悪性腫瘍手術が最も多い手術症例となっており、次いで尿路結石除去に関わる手術が多くなっています。最近では、前立腺悪性腫瘍・腎悪性腫瘍に侵襲性の少ない、ダヴィンチを使用した手術を実施しています。

整形外科では、骨折観血的手術(大腿)が最も多い手術となっており、次いで人工骨頭挿入術(股)、骨折観血的手術(前腕)、骨折観血的手術(鎖骨)、関節内骨折観血的手術となっています。高齢者割合が高いため、手術後早期にリハビリを行い、在宅復帰に向けた取り組みを行っています。また、術後退院が困難な方には、回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟を利用し、ADL向上に向けた取り組みも行っています。
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